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「著作者」とは

「著作者」とは

記事公開日: 2023/10/03 最終更新日:2026/08/06

著作者とは、著作物を創作した人のことです。著作物を創作した時点で権利が生じますが、著作権は譲渡できるため、著作者と著作権者が同じとは限りません。医学分野の学術雑誌でどのように扱われるのかも含めて、簡単に整理します。

著作者とは著作物を創作した人

著作者とは、著作物を創作した人をいいます(第2条1項2号)。著作物を創作した時点で、その著作者に著作権が生じます。 著作者として認められるためには、創作的に関与したことが必要です。データや事実、アイデアを提供しただけ、あるいは資金を出しただけでは著作者になりません。
複数の人が共同で創作し、それぞれの寄与を分離して利用することができない著作物は、共同著作物と呼ばれます(第2条1項12号)。
また、法人などの発意に基づき、その業務に従事する人が職務上作成した著作物は、一定の要件のもとで法人が著作者となります(第15条。職務著作)。

著作者と著作権者は同じとは限らない

「著作者」とよく似た用語に「著作権者」があります。著作権者とは、著作権を持っている人のことです。 著作権のうち著作財産権(第21条~28条)は、他人に譲渡することができます。そのため、著作物を創作した人が、現在もその著作権を持っているとは限りません。著作物の利用許諾を得るには、まず誰が著作権者なのかを確認することになります。
一方、著作者人格権(第18条~20条)は譲渡することができません(第59条)。著作財産権が譲渡された後も、著作者人格権は著作者のもとに残ります。

医学分野では発行元が著作権者になることがある

医学分野の学術雑誌では、投稿の際の契約により、著作権が発行元の出版社や学会に譲渡されていることがあります。譲渡の有無やその範囲は、雑誌の投稿規定や著作権譲渡契約に定められています。国内の雑誌でも、投稿規定で著作権の扱いが示されていることがあります。

まとめ

  • 著作者とは著作物を創作した人であり、創作した時点で権利が生じる
  • 著作権は譲渡できるため、著作者と著作権者は一致しないことがある
  • 著作者人格権は譲渡できないため、著作者のもとに残る

著作者と著作権者は、同じ人であるとは限りません。著作物の利用許諾を得る際は、誰が著作権者なのかを確認しておくとよいでしょう。


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