複数の図表を転載する際、許諾申請はどの出典から手をつければよいですか?

複数の出典から図表を転載する場合、すべての申請を同時に始めるのが理想ですが、準備の都合上、優先順位をつけざるを得ないこともあります。どの出典の申請から着手すべきか、判断のポイントを整理します。
手続き期間が長い権利者を先に動かす
許諾が下りるまでの期間は権利者によって大きく異なります。国内の学会では審議会が月に一度しか開催されないケースもありますし、海外の出版社では担当部署とのやり取りに時間がかかることもあります。 まずは「時間がかかりそうな権利者」を見極め、そこへの申請を優先することが重要です。手続きが早い権利者への申請は後回しにしても間に合う可能性が高いですが、時間がかかる権利者への申請が遅れると、制作スケジュール全体に影響します。
許諾が下りない可能性がある出典を早めに確認する
権利者によっては、特定の利用目的や改変を認めないポリシーを持っているケースがあります。許諾が下りなかった場合、その図表を差し替える必要が生じますので、代替案を検討する時間的な余裕が必要です。 「許諾が取れるかどうか不安な出典」については、早めに申請して結果を確認しておくことをおすすめします。見切り発車で制作を進めてしまうと、後から図表を差し替えることになり、余計なコストや手間が発生します。
費用が高くなりそうな出典を早めに把握する
許諾料は権利者ごとに異なり、事前に公表されていないケースも多くあります。申請してはじめて費用が判明することも珍しくありません。予算超過のリスクを避けるためにも、費用が高くなりそうな出典- たとえば大手海外出版社や、部数・閲覧者数が多い媒体向けの申請- は早めに動いて費用感を把握しておくとよいでしょう。
まとめ
- 時間がかかりそうな権利者への申請を優先する
- 許諾が下りるか不安な出典は早めに確認し、差し替えの時間を確保する
- 費用が高くなりそうな出典も早めに把握して予算管理に役立てる
当社では権利者ごとの手続き期間や費用の見立てについて、過去の取引実績をもとにご案内することが可能です。お気軽にお問い合わせください。
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