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ハゲタカジャーナルについて

ハゲタカジャーナルについて

学術出版分野で問題になっている粗悪な学術誌「ハゲタカジャーナル(predatory journal)」についての報道・資料を紹介します。


・毎日新聞社 
急増する粗悪学術誌「ハゲタカジャーナル」に複数共通点 文科省調査(2024/10/18掲載)
https://mainichi.jp/articles/20241017/k00/00m/040/267000c

・科学技術・学術政策研究所(NISTEP)
「粗悪な学術誌・学術集会を拡げないために」(2023/6/13公開)
https://www.nistep.go.jp/archives/55063

・科学技術・学術政策研究所(NISTEP)  
オープンアクセス型学術誌の進展により顕在化する「Predatory Journal」問題  
-実態、動向、判断の観点-(著者: 井出 和希、林 和弘、2022/6/27公開)  
https://doi.org/10.15108/stih.00299



ハゲタカジャーナルとは、著者から高額な投稿料を騙し取ることを目的に、適正な審査や編集を経ずに出版される雑誌を指します。査読はほとんど(全く)行われないため、論文の質や正当性が保証されません。
そのため、粗悪学術誌とも呼ばれています。
ハゲタカジャーナルにはCCBYライセンスが設定されることが多く、許諾を要さずに資材への転載が可能です。許諾コストがかからないため、その意味において二次利用しやすいとは言えます。ただ、品質の保証がない論文を利用することになる訳ですから、資材の信頼性という点で問題が生じるかもしれません。

ハゲタカジャーナルの見極め方法については、大学や研究機関がホームページ等で情報発信されていますので、ご参照ください。

掲載内容はあくまで当社の見解です。個々の事案についての判断の参考にお留めください。内容についても、執筆当時の状況におけるものであることをご了解ください。万一、ブログの内容の利用により何らかの損害が発生しても、当社は一切の責任を負いません。

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