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出典はどう書けばいい?

出典をどう書くか、はよくお寄せいただくご相談の一つですが、出典の記載方法自体は法律で定められているわけではありません。
しかし学術の世界のみならず、第三者の著作物の転載、引用はもちろん、データやアイデアなどを紹介する場合に出典を記載することは社会的なルールと言ってよいでしょう。
特に学術分野では誰が最初にそれを発表したか、ということが問題になるので、必須と言ってよいでしょう。もし抜けていると、「盗用」「剽窃」という誹りを受けかねません。
もちろん、著作権法上も「氏名表示権(著作権法19条)」という権利が著作者にあり、表示する、表示しないは著作者の権利です。また32条の「引用」の規定で求められている「公正な慣行」には、出典の明示が含まれるというのが一般的な理解です。

参考文献としての記載方法は、学術雑誌や学協会の定め、あるいは論文執筆マニュアルなどに従来から掲載されており、それらに準じればよいとのですが、許諾を取って転載する場合は、出版社からも指定があります。その場合、書誌事項(雑誌名、論文名、著者名、年・巻・号・ページ等)に加えて、「著作権の表示」と「誰から許諾を得たか」という2点を求められるケースが多いと思います。しかし海外出版社の書面の場合、雑誌論文から図表などを転載したケースにはそぐわない記述パターンが例示されていることも珍しくありません。トラブルを回避するなら書面にある通りに忠実に、となりますが、出版社毎にバラバラの書式で記載するのか、という編集実務上の問題もあります。
書誌事項の記載方法は標準的な記載方法であればトラブルになる可能性は低いと思いますが、それ以外の著作権表示等の部分は権利者の指示に従うことをお勧めします。
また、出典の記載は転載した図表のわきに付けること、も併せて重要です。転載した部分だけが切り抜かれて独り歩きしてしまった場合、出典や著作権者が不明になることを防ぐ意味があります。

出典の記載で寄せられる悩みに、別の資料からの孫引きであった、というケースです。
利用許諾取得も出典表記も、大元のオリジナルが対象となります。
ややこしいのは、オリジナルとそこから二次的に作られた資料がすでに大きく違っており、使いたいのが二次的な資料の場合です。その場合は、二次的資料から許諾をとり、出典は、二次的資料とオリジナルの資料の両方を記載します。二次的資料に記載があればそれをそのまま流用することもできます。
どちらから許諾を取るか、はどちらの著作物を利用したといえるのか、という観点から判断します。

迷ったらぜひナレッジワイヤにご相談ください。

ナレッジワイヤでは根拠を示して『使ってよい』『許可を取らなくてはいけない』
を的確に示します。

二次的利用も様々なケースがありますが、何をどう使ったのか、ということが読者にわかるように、出典を記載する、ということが大事です。
判断に迷われたら、迷わず弊社にご相談ください。

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