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改変すれば許諾は不要になりますか?

Q4.改変すれば許諾は不要になりますか?

A4.

無断で他人の著作物を改変することはできません。

「オリジナルの図表や文章、写真などの著作物に、何らかの変更を加えること」は著作権法第20条の「同一性保持権」、ならびに第27条の「翻案権、翻訳権等」という条項に関係し、それらの権利が著作権者のものであることが明記されています。

もっとも、オリジナルの内容やデータに基づいて独自に作成されたものであれば、「表現を改変した」のではなく、新たに「表現を創作した」のであって、依拠した元の著作物の権利者に断る必要はありません。しかしこのような場合は一般的に「改変」とは言わないと思います。

また「パロディ」のようにオリジナルの表現を残しつつ、独自の価値を作り出しているものについては、議論が分かれています。ただし裁判では「パロディ」に対しても厳しい判決が出ています。

いずれにせよ、学術分野においては、元の出典の研究成果に依拠していることを公にしつつ、利用するわけですから、表現を使っている、いない、といった著作権法上の問題とは別に学術資料利用のマナーとして著者や出版社に断るべきという考えも重要と思います。

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